満月から少し欠けた月が明るくて風が涼しい明るすぎる今夜は難しいかなと祖父は言ったがひっきりなしにあたりがあって大きな穴子死ぬそれから外道ででかいノコギリガザミ米のおにぎりを食えないほど忙しい釣りになった。 しかし9時を過ぎた頃急にあたりが止まった。 それになんとなく変な匂いがして気分が悪い。 じいじなんか変な匂いしないと聞くと祖父はこれから俺がいいと言うまで絶対喋るなよ。 それと誰になんて言われても振り向くなよというそして小さい声で念を押すいいか絶対だぞ俺が小さく頷くと背後から足音が聞こえてきたそれはどうやら草むらをかき分けて近づいてくる。足音が近づくにつれて嫌な臭いが強くなった。しかし、サラフェプラス 薬局はどれだけ安く購入できるかを調査していて、医療用釣れとるなしゃがれた声が響いた風邪を引いた子供のような変な声わしと組んだらもっともっと釣れるぞどうだ祖父は声が聞こえていないように黙って海を見ている。 とても怖かったが俺も黙って海を見ていたこいつは何だ声が俺の背後から聞こえた豚が鼻を鳴らすような音がして気配がさらに近づく匂いがすごくて吐きそうだが両手を握りしめて何とか堪えるまだ小さい会社の名はしとくまんか声はもう俺の右耳のすぐ後ろから聞こえてくる。 今にも肩に手をかけられるような気がして体が硬くなる怖くて怖くて泣きそうだったが必死で黙っていたら祖父が釣具箱の中からタバコを取り出し火をつけた。 そして大げさに夫婦と煙を吐くとその声がいいと言ったきり背後の気配が急にパタリと消えてしまった。 祖父が秋もいいぞと言うので恐る恐る振り向いたが何もいない。 匂いも全然しない我は我の姿を見るとみられるあれと一緒に行くと魚はいっぱい取れるそうやが一度見られたら逃げられん。 毎晩毎晩それこそ死ぬまで釣りに連れ出されるそうや妖怪とか ダイナモのと聞くとまぁそんなもんや魔除けに持っててよかったがタバコ何吸ったから気分が悪いもう帰ろうという。 海岸線に止めたら軽トラに向かって細い道を歩いていると祖父は前にあの声を聞いたのはいつやったかなたけが中学生もう30年も前になるかとつぶやいた。 そしてまだあんなもんがこのように居るとは思わんかった秋は運が良かったあれ怖かったかといううん怖かったとっても怖かったと俺が答えると祖父はじゃあもう釣りは嫌かと心配そうに聞く今思うと不思議だが強くて釣りを止めようとは思わなかったから嫌じゃないよあんなのはめったに出ないでしょと答えると祖父はそうかあきは強いなと笑って俺の頭を撫でた。 でもな釣りにしろ何にしろ海は怖いところやそれを忘れると海で命を落とすことになるぞそういった時月に照らされていた祖父の真面目な横顔今でも一人で夜釣りをしていると時々思い出すよ。 祖父が肝臓癌で亡くなったのはもう8年も前のことだが。